↓1日目
倉敷美観地区
まずは倉敷美観地区を散策。元倉敷市民であったため、近くには何度も来ているが、ゆっくり観光したことはない。というのも、倉敷美観地区というのは倉敷駅や周辺からのアクセスは良いものの、各大通りに挟まれる位置に立地している。倉敷駅やショッピングモール(アリオ倉敷・イオンモール倉敷等)、倉敷中央病院に向かうため、付近を通ることはあっても、わざわざ美観地区内を通過する必要がないため、近くは通ることはあっても、馴染みが薄い住民も意外と多いのではないだろうか?
いざ美観地区を散策してみると、白壁の蔵屋敷等、歴史のある建物や街並み。観光地としてのポテンシャルの高さを感じることが出来る。
平日の昼間ではあったものの、観光客はそれなりにいた模様(とはいえ、大半は修学旅行や校外学習と思わしき学生の集団だったので、純粋な観光客の割合はわからない)
大原美術館
倉敷といえば美観地区、そして大原美術館
一般・個人なので1500円。ちなみに分館はお休み。倉敷市(あるいは岡山県)に住んでいれば学生時代に校外学習で行く機会はあるかも?ただ、自分は転校で来た身なのでそういった形で来たこともなかった。
大原美術館は1800年~1900年の近現代の絵画や工芸品が中心。有名どころではクロード・モネの「睡蓮」、岸田劉生の「童女舞姿」。草間彌生の作品も飾っている。そして最大の目玉であろうエル・グレコの「受胎告知」。こちらは他の作品と比べても特別扱いされており、一つのフロアにこの作品のみを飾られている。
しかし、個人的に非常に印象に残っているのは、レオン・フレデリックの「万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん」という絵画である。フロアを入り、入り口側の上にこの絵は飾られている。Google Arts&Cultureで絵の全容を見ることが出来るが、現物を見ないことにはこの迫力は伝わらないかもしれない。なんせとにかく大きい。壁全体をこの絵がぴったり埋め尽くしているのだ。巨大な絵画を埋め尽くす人、人、人、地獄、そして天国。ただただ圧巻される。
▼ストリートビューで館内で飾られている様子を確認できる。
星野仙一記念館
まもなく閉館する星野仙一記念館。結局入らず終い。まあお金を払うほど興味があるかと言われると微妙なところだし。しかも中を覗いたところ、受付も客もおらず開店休業状態。閉館もさもありなんという状態。
倉敷市立自然史博物館
美観地区観光を終え、倉敷駅に向かう。途中で倉敷市立自然史博物館に立ち寄る。一般・個人150円。
これといって特筆するところのない、ありふれた博物館(県の動物や、成り立ちを学べる)である。ただ、2階の奥に剥製エリアがあり、大量の剥製がケースにぎっちり収蔵されており、中々気味が悪かった。
さらば倉敷
本当はもっと別のエリアにも足を伸ばすつもりだったが、1日目の疲れもありギブアップ。ここで倉敷に別れを告げ、2日目の宿泊地である岡山駅に向かう。
2日目の宿泊地、三井ガーデンホテル
2日目の宿泊地は、三井ガーデンホテル。岡山駅の目と鼻の先に立地しており、非常にアクセスの良いホテル。
1日目の倉敷アイビースクエアと同じく、部屋の構成はビジネスホテル。若干部屋や家具に経年劣化を感じるところがあるが、こちらのホテルも快適だった。料金は1泊約4800円(朝食はなし)
三井ガーデンホテルはチェックインも、フロントを通さず機械から行うシステム。進んでるなあ。