いつものようにFirefoxでブラウジングをしていたところ、タブバーに見覚えのない、∨記号のボタンが表示されていることに気がついた。
どうやらこのボタンはタブを一覧で表示する機能があるらしい。大量のタブを表示した際に、他のタブが隠れてしまった際には自動で表示され、タブ移動などに使うのだろう。しかし今回の場合は、タブスペースに余裕があるにも関わらず表示されてしまっている。
タブなんて同時に開いていてもせいぜい4、5個なので、このボタンにお世話になることはまずない。実際このボタンを見たのはおそらく初めて。何より使いもしないのに、突然現れて作業領域を邪魔されるのは気に食わない。
ということで、このボタンを消そうと思ったのだが、それらしい設定項目が見つからない。右クリックメニューから「カスタマイズ」を試してみたが、削除はできない(移動はできる)。「新しいタブを開く」ボタンは削除できるのに……
調べていると、参考になるサイトを発見。
つまり、
1.タブバーにabout:configを入力
2.テキストボックスにbrowser.tabs.tabmanager.enabledを入力
3.切り替えボタン(矢印)を押して、設定値をfalse(非表示)に変更
すればいいらしい。
ところが設定画面に飛ぶと、すでに設定値がfalseになっている。バグがなにかだろうか?
状況はいまいち不明だが、一度設定値をtrue→再起動したあと、再度false→再起動で無事非表示できたことを確認。めでたしめでたし。
ちなみにこの設定変更では常時の表示を無効化するだけで、大量タブを開いたときは従来どおりボタンが表示される。
※about:configによる設定変更は自己責任です。念の為。
※とはいっても、falseがデフォルト値っぽいんだよなー。trueに変更したらリセットボタンが表示されたし。