IN THE RIVER

大体はゲーム日記。そうじゃない日記も書く。

サイバーエージェントはもう駄目なのか?

少し前に860円で買ったサイバーエージェントの株。前回営業日の終値が850円から、今日は一時年初最安となる820円を記録(終値は828円)。

 

7月末の四半期決算発表後は、赤字転落の発表から最安値を更新していたが、それ以降も下がる一方。

 

minkabu.jp

 

実際問題サイバーエージェントに上がる材料がない。

 

2年前には、アプリの大ヒットから一時は2000円を超えるバブルを創出したウマ娘。しかし今となっては赤字転落の原因でもある。

 

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売上の低下はセルランを見れば明らかだ。リリース直後の2021年は平均一桁だったのが、2022年後半には10位台。そして今年は20位台も目立つようになり、順位が下がり続けている。さすがにアニバーサリーのタイミングでは一桁になっているが、逆に言えばアニバーサリーというビックイベントがあってようやく一桁なのだ。

 

game-i.daa.jp

 

ウマ娘だけでなく、他の収益性の高いゲーム。グランブルーファンタジー・プリンセスコネクトRe:Diveも年々売上の低下に歯止めがかけられていないのも赤字要因の一つと言われている。特にプリコネRは過去とは比べられないペースで限定ガチャを実装するという、最終手段に出ているにも関わらず。

 

加えて悩ましいのは新規タイトルにも期待はできない点だ。決算発表では、FFと呪術廻戦の新規ソシャゲをアピールしている。今年FF16が発売されたが、大型タイトルとして判断すると盛り上がりに欠けると言わざるを得ない。何よりFFのソシャゲは粗製乱造が激しく、プレイヤーが受け入れる余裕はもう無いだろう。呪術廻戦は近年の覇権タイトルではあるものの、延長を重ねていまだに具体的なリリース日が発表されていない(2023年内とだけ。すでに9月の半ばなのだが)。そもそもどれだけ人気原作であっても、ソシャゲになると大した売上には繋がらない。現状の赤字を埋めるほどのタイトルになれるとは到底思えない。

 

さらにウマ娘で言えば、
コナミと係争中
・中国版がストア停止
と不安材料だらけなのも気になるところ(中国版のストア停止そのものはそれほど憂慮していないが、中国ユーザーにウマ娘が受け入れられるか?)

 

0115765.com

 

ゲーム以外の事業(AbemaTVや広告)もこれといった好材料はなく、当面は暗闇をさまようことになりそうだ。じゃあなんで株買ったんだよ